3年4組 オブラディ・オブラダ チャレンジ 7

ようこそ。こちらは3年4組のオブラディ・オブラダ チャレンジのkitajimaです。
合唱コンクールで歌った「オブラディ・オブラダ」に、もう一度チャレンジするための連絡用サイトです。

 

  ikepan君も、kana…ちゃんも、eっさんも、アイルランドファンなんですね。

 多彩な切り口のある国なので、どのあたりが好きなのか、それぞれの興味を聞き比べたりできるとおもしろいでしょうね。

 私が最初にアイルランドの話として興味を持ったのは、アラン島のセーターの話だったかと思います。
 高校生くらいのとき、ざっくりと編んだ白いセーターが欲しかった。高価なので、手に入りませんでしたが、代わりに誰かが、そのセーターのいわれを教えてくれました。

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左がアランセーター。私のイメージではもっと分厚い。モデルはスティーブ・マックイーン

https://plaidout.wordpress.com/2009/03/27/tims-aran-sweater/

 

 アイルランドのアラン島では、厳しい気候のためにろくに作物も育たず、男たちは荒れた北の海に漁に出て行きます。そのときに、妻や母が持たせたのが、染色もしていない手編みの分厚いセーター。各家に伝わる独自の複雑な柄が編み込まれていました。

 それは寒さから身を守るとともに、もしものときにも役に立ちました。海難事故のあと、海から引き上げられたり、浜に打ち上げられたりしても、海を漂った遺体は損傷が激しく、誰だかわからない。けれど、セーターの編み柄が持ち主を語ってくれるから、妻や母親のもとに帰ることができる、ということでした。
 この美しく哀しい話は、ずっと心に残りました。

 ところが、ほんの2、3日まえに聞いた話。
「アラン島の漁師は、もうセーターなんか着ていないんだって。みーんなフリース着ていて、『だってフリースのほうがあったかいよ』って言っているんだって」
 まぁね。そりゃそうでしょうよ。今は21世紀なんだし、日本だって、もうサムライやニンジャなんかいないし、キモノきて暮らしている人なんて見ないし。そういうの期待して外国から来てもらっても困るし。
 でも、長年あたためていたロマンがこっぱみじんになった瞬間でした。

 

 

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『オブラディ・オブラダ』日本語歌詞

明るい南の町の 青空マーケット
ばったり出会ったふたり それは デズモンドとモリー

オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパ パパパパー
オブラディ オブラダ パパパヤ パーパパパパパパー

デズモンドはモリーと ふたりで 指輪を買いに行く
財産はたいて買った こりゃまた 20カラットのダイヤモンド

オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパパパパパー
オブラディ オブラダ パパパヤ パーパパパ パパパー

田舎でもいいと建てた スイートホーム
生まれた子供の数は まとめて1ダース

デズモンドは ほんとに家庭的 お掃除 お洗濯
お尻にしかれて ヘイヘイヘイ だけど ふたりは幸せよ

オブラディ オブラダ パーパパヤ パーパパパパパパー
オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパパパパパー