3年4組 オブラディ・オブラダ チャレンジ 9

ようこそ。こちらは3年4組のオブラディ・オブラダ チャレンジのkitajimaです。
合唱コンクールで歌った「オブラディ・オブラダ」に、もう一度チャレンジするための連絡用サイトです。

  

 この「オブラディ・オブラダ」、変な歌だと思いませんか。
 もともとはザ・ビートルズの楽曲で、市場で働くデズモンドと歌手のモリーが、恋して結婚して、生活が続いていくという歌詞です。

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The Beatles

 それが、日本語になるとすごく大げさで奇妙な歌になります。
 たとえば、「財産はたいて買った こりゃまた 20カラットのダイヤモンド」とありますが、20カラットのダイヤが買えるって、デズモンドはどれだけ金持ちなのか。ところが、もとの詞にはダイヤの言葉はなく、単に20金の指輪です。
 子どもの数は「1ダース」ですが、本当は、a couple of kidsで、子どもは2人。

 「デズモンドは ほんとに家庭的 お掃除 お洗濯 お尻にしかれて ヘイヘイヘイ」は、日本語訳が発表された70年代では斬新だったと思いますが、この部分はもはやねつ造。そんな話は、英語詞にはどこにもないのです。
 ただ、ポール・マッカートニーがデズモンドとモリーの名前を取り違えて、「モリーは子どもたちと市場で働き、デズモンドはきれいにメイクして歌う」と歌ったテイクがそのまま採用されているので、そこから発想して、こんな歌詞が作られたのかもしれません。
 ちなみにジョン・レノンが息子の世話をして主夫をしていたのは、この詞が作られたあとです。

 呪文のような「オブラディ・オブラダ」を、ポールは「人生は続く」という意味の言葉として使っているそうです。なので、一緒に、Life goes onというフレーズがくり返し出てきます。
 あれこれあっても、人生は続いていくんですね。

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『オブラディ・オブラダ』日本語歌詞

明るい南の町の 青空マーケット
ばったり出会ったふたり それは デズモンドとモリー

オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパ パパパパー
オブラディ オブラダ パパパヤ パーパパパパパパー

デズモンドはモリーと ふたりで 指輪を買いに行く
財産はたいて買った こりゃまた 20カラットのダイヤモンド

オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパパパパパー
オブラディ オブラダ パパパヤ パーパパパ パパパー

田舎でもいいと建てた スイートホーム
生まれた子供の数は まとめて1ダース

デズモンドは ほんとに家庭的 お掃除 お洗濯
お尻にしかれて ヘイヘイヘイ だけど ふたりは幸せよ

オブラディ オブラダ パーパパヤ パーパパパパパパー
オブラディ オブラダ パパパーヤ パーパパパパパパー